2002年4月、社会福祉法人として新たにスタートしたたまご会。これまでの小規模作業所にくらべ、広い場所で多くの仲間と日中を過ごせる場が出来ました。
「通う場」の確保と充実の次に見えてきた課題は「生活の場」づくりでした。2008年9月、法人として初めての取り組みである共同生活援助事業（グループホーム）が開設されました。

 当時は週末帰宅を前提としたホームが多い中、ケアホームたまごでは当初から365日を想定した支援を行ってきました。何故ならたまご会では、自宅での介護が困難な仲間も少なくない現状があったこともあり、あらためてグループホームの取り組みは本人支援にとどまらない家族支援であることに気付かされました。
　その問いに対する取り組みは、現在も形を変えながら継続しています。